メジャーリーグで禁止されたスライディングタックル
本来スライディングタックルはボールを持つ選手に対し足下からスライディングしぶつかっていくもので、サッカーなどで見られるプレーですが、 これが悪質になるとボールを持っていないのにスライディングし、相手をケガさせることになるためイエローカード、レッドカードの対象となります。
メジャーリーグでもこうしたスライディングタックルが横行し、特に2塁ベース上において、 併殺が完成するのを阻止するためにランナーが守備をしている選手の足下を狙うスライディングが目立ち、結果として多くの選手が致命的なケガをするに至りました。
こうしたことを受け、2016年からメジャーリーグではこうしたスライディングが禁止されただけではなく、ビデオ判定で妨害行為があったかどうかを確認できるようになりました。
日本でもこうしたスライディングは時折ありますが、相手に重傷を負わせることにもなるため、早急な対策が日本にも求められ、スライディングタックルの禁止がどう影響するか、 今後注目されていくことになります。