メジャーリーグならではのミールマネーという制度

メジャーリーグ

日本のプロ野球界はメジャーリーグに比べて恵まれていると言われており、プロ野球を飛び出して、 マイナーリーグを経験した選手の多くがその環境の苛酷さに衝撃を覚えたと口をそろえます。

その1つが食事に関することです。日本では球団が食事の面倒を見てくれますが、メジャーリーグ傘下のマイナーリーグでは球団はミールマネーという、 いわば食事代だけを提供します。こうしたやり方は国際大会などでも採用されており、WBCでは専用のカードが渡され、ミールマネーが選手に提供されていました。

1日あたり25ドルほどと言われており、それで3食を賄うことになるため、ハンバーガー程度しか食べられない選手が多く、 こうしたことからマイナーリーグはハンバーガーリーグとも言われており、対してメジャーリーグはステーキリーグと言われるようになっています。

こうした待遇の差をつけることでハングリー精神を養い、メジャーで頑張ろうとする選手や日本からの誘いに乗る選手などと分かれていきます。