メジャーリーグの驚きの年俸と納税額

メジャーリーガー

日本のプロ野球界の年俸も、昔と比べるとどんどん高額化していき、直近では広島の黒田選手の6億円をトップに、1億円越えがなんと60人以上もいます。

しかし、この豪華な年俸にみえる日本のプロ野球も、メジャーリーグの桁外れの金額に比べるとかすんでしまします。 複数年契約を結んでいるケースが多いのですが、単年度の額に換算すると10億円以上の選手が何十人もいて、ドジャースのクレイトン・カーショウ投手はなんと約40億円以上稼いでいます。

そうなると当然納税額も半端ない金額になっており、やはり年俸の半分近くを税金として納めています。 そのシステムは少し複雑で、「どこの州で年間何日間働いたか」を、その州の税率に合わせて納めることになっており、 シーズンが終わると選手の代理人事務所が、各チームの公式戦を州別にカウントして納税申告の準備に入ります。

そして選手一人一人に納税額が記載されたファイルが遅くともクリスマス前には届き、はじめてその額が判明するのです。 いろんな面で、メジャーリーグの規格外なスケールを思い知らされます。