メジャーリーグの金銭事情アルバート・プホルス選手の場合
アルバート・プホルスは、ドミニカ共和国出身の一塁手で、メジャーリーグ屈指の強打者として知られています。 190センチで100キログラム以上の巨体から繰り出されるパワーは強烈で、2001年のメジャーデビュー以来、2011年までの間、打率.300、本塁打30本、100打点以上を11年連続で記録しています。 さらに、選球眼が非常に良いという事も特徴で、スラッガーにありがちな三振の多さという欠点はありません。
メジャーリーグでは、このような名選手は莫大な富を獲得できるのが魅力で、多くのプレーヤーがチャレンジする理由です。 アルバート・プホルスの場合は、2011年の12月にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとの間で、10年総額2億5400万ドル(出来高を含むと最大で2億8000万ドル)という内容の契約に合意しています。 これは、メジャーリーグ史上2番目の大型契約ですが、他の球団はさらに大型の契約を提示していた事が後に判明しています。 決め手となったのは、金額ではなく、他の29球団すべてへのトレード拒否条項が加えられていたからです。