メジャーリーグではよくあるスプリット契約

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日本ではあまりなじみのない言葉にスプリット契約というものがあります。 メジャーリーグでは開幕ロースター、25人枠に入るか40人枠に入るかしないとメジャー契約を結ぶことができないいわば狭き門です。

しかし、いずれこの選手はメジャーリーグに昇格できるかもしれないと思われた時には、 今はこの年俸だが、メジャーリーグに昇格したらこれだけの年俸に上げるという契約を結びます。 それがスプリット契約です。

日本では1軍と2軍の入れ替えが頻繁なため、このような契約が結ばれること自体異例で、実にアメリカならではの契約と言えます。

開幕の段階ではマイナー契約だった選手が昇格を機にメジャー契約に切り替わる際にはこうした契約を結んでいることが大多数で、 サブメンバーとして最初から期待されていた場合には他の球団に流れないよう、事前に契約で条件を提示している場合があります。

日本と比べ契約に細かいメジャーリーグ特有の制度となっています。